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After5 Lab Bandのビッグバンド論
 
ここはAfter5 Lab Bandならではの切り口でビッグバンドを語り尽くす場です。


聞いててウキウキワクワクするようなビッグバンドサウンド
Location: BlogsAfter5 Lab Bandのビッグバンド論    
Posted by: host 2008/04/19 21:52
聞いててウキウキする音楽って、やっぱいいですよね。
胸がワクワクして、思わず足でリズムをとって、踊りだしたくなるようなサウンド。
実はビッグバンドってこういうサウンドを作り出すのが結構得意だったりします。

というのも、元々がダンスホールやキャバレーのBGMとして
使用されていたという経緯もある程、にぎやかにワクワクするシーンにぴったりな訳です。
ただ昨今ではダンスホールやキャバレーでビッグバンドが演奏する
ということも無くなった為、こうしたビッグバンドの特性が活かしきれていない感じがします。

では、このビッグバンドのウキウキワクワク感とはどんな風にすると出てくるのでしょうか?
一つは、軽快なビートに対してメンバーのメロディラインがきちんとのれていることが重要でしょう。
一つ一つの音が跳ねながら次の音次の音と繋がっていくと「次、次、次」と気分も高揚してきます。
ただしそれがビートに対してのれていないと「すっころんだ」感じになるので、
あくまでビートに対してのれていることが重要です。
するとちょうど「スキップ」した感じになってきます
(「スキップ」する時って膝に力を入れるタイミングとかが結構重要ですよね?
タイミングがずれると全然跳ねられなかったりします。これと同じことです)。

後は、勢い!!!!
もちろん乱暴になってはいけませんが、暴力的なまでの圧倒的なサウンドの迫力というのは
ビッグバンドの魅力の一つではあります。その勢いを生み出す為に、メロディラインを
合わせるといった手法をとる場合もありますが、下手にこじんまりした形にするよりは
多少大仰な形の方がいい場合があることは頭に入れておきたいところです。

そして最後に一番重要なのは、とにかく演奏者が楽しいと感じられること。
「楽しむ」とは単に「enjoy」という意味よりは、「のめりこむ」という意味の方が近いです。
ダイナミックな曲を思いっきり壮大に演奏したり、ノリノリの曲を
思いっきりノリノリに演奏したり、悲しい曲を涙を流しながら演奏したりと
その曲が持つ世界観に演奏者が入り込み一体となった演奏ほどご機嫌なものはありません。

「ノリ」「勢い」「のめり込む」
・・・・これって、別名「ダメ人間の3要素」とでもいうんじゃないか?
いやはやビッグバンドでいい演奏しようと思ったら
どうしてもダメ人間にならざるを得ないのかねぇ。。。

「ノリ」「勢い」「のめり込む」の3要素が揃っていると思えるビッグバンド演奏

Mel Lewis & the Jazz Orchestra Switzerland Lugano 1985

Thad Jones Mel Lewis Munich 1978 My Centennial

Airmen of Note - "I Can't Stop Lovin' You"

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