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After5 Lab Bandのビッグバンド論
 
ここはAfter5 Lab Bandならではの切り口でビッグバンドを語り尽くす場です。


ビッグバンドを魅力的に聞かせる5つのポイント
Location: BlogsAfter5 Lab Bandのビッグバンド論    
Posted by: host 2008/03/08 11:49
■うねりを作る
こう書くとダイナミクスのことを想像する人がいるが違います。
いわゆる「棒吹き」にならないようにするということ。
シンプルなことなのだが、縦を合わせることに意識がいきすぎると
意外に出来ていないということが多いので、常に意識しておいた方がいいと思われます。

アンサンブルのまとめ方としては大きく二つあります。
一つは皆で歌い方を決めておく方法、もう一つはリードの歌い方にサイドが合わせる方法。
前者は割と細かい表現まで手が届く一方、決めすぎるとかえって不自然になる場合があります。
後者は自然な感じにまとめやすい一方、リードの細かいニュアンスまでサイドが感じとれるか、
またはリードの歌い方に筋が通っているかといった個人的な要素で
バラツキが出やすいというデメリットもあります。

なので、場合に応じて使い分けることがおすすめです。
またこのアンサンブルの固め方は他の項目にも通じる話です。


■どこからどこまでが1フレーズか意識を統一する

うねりの項目でもふれた「歌い方」の部分だが、
これは演劇に例えた場合「セリフの区切り」に相当します。
同じセリフも区切りを変えただけで全然違う意味になるのと同様、
フレーズの区切りもそのフレーズが持つ自然な流れを活かした位置にする必要があります。
アンサンブルの固め方はうねりの時と同じです。


■リズムの取り方を曲に合わせて工夫する
ラテンサウンドと4ビートではアフタービートの取り方を変えるのは有名だが、
これと同じ事が曲単位でも言えます。
単純に4分音符を踏むだけじゃなく、シチュエーションに応じて
3連符単位で演奏するとか、それだけでまた全然違う演奏になります。


■指定されたダイナミクスを忠実に演奏する

案外守られることが少ないのがこれ。
pとmpとmfをどれだけの意識で吹き分けられるか。
譜面に書いてあるこれらの記号からリアルな場面をどれだけ描けるか、
書かれている情報は最大限利用した方が作品のクオリティーもあがると考えます。


■聞かせ所を決めて演奏する

聞かせ所以外手を抜いていいわけではないが、
がっつり演奏した後にふっと軽く演奏したりすると、
強く聞かせた部分も浮き出るし、軽くいったところも軽快に聞かせられると
一挙両得状態になります。こうした要素を楽曲中にいくつか決めておくと
お客さんの印象に残りやすい演奏になるのではないでしょうか?

というわけで経験則で書いてみたけど、どうでしょう。
意外に当たり前なことが出来ていなかったということはよくあるので、
行き詰まった時なんかには是非思い出してもらいたいなと思います。



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